日本人なら知っておくべき日本建国神話をマンガでわかりやすく教えてくれる良作
日本人で古事記を知らないってヤバくない?
そんな風に言われたことはありませんか? ※私はあります…💦
古事記は、日本最古の歴史書であり、日本の神々の物語が記されています。しかし、古語で書かれており、難解な内容も多いため、手を出しにくいという人も多いのではないでしょうか。
そこで、古事記をマンガで非常にわかりやすくした本がありますのでご紹介です!
作品について
「マンガ 面白いほどよくわかる!古事記」は、古事記の物語をマンガでわかりやすく解説した入門書です。古語を現代語に訳し、解説も充実しているので、古事記に興味がある人なら、誰でも楽しく読むことができます。
- マンガでストーリーがわかりやすく、読みやすい
- 現代語訳で難解な内容も理解しやすい
- 解説ページで古事記の背景や知識が身につく
この本を読むことで、日本という国の建国の成り立ちがわかりますので、読んだあとには”外国の方に日本の歴史のことを聞かれた場合”にもスマートな対応ができるようになれます♪
日本人ならば、一度は読んでおきたい一冊です。
※ちなみに「日本書紀」も同じような内容ではありますが、実はいろいろと違う部分があります。
|
![]() ![]() |
![]() |
タイトル | マンガ 面白いほどよくわかる!古事記 |
---|---|
編集者 | かゆみ歴史編集部 |
出版社 | 西東社 |
発売日 | 2017年5月10日 |
おすすめポイント
おすすめ度:★★★★★
- 日本人ならば学校の授業などで誰もが一度は聞いたことのある本のタイトル「古事記」ですが、その内容を詳しく話せる人って意外と少ないのではないかと思います。※試しに周りの友人などに聞いてみてください。
勉強と思って読もうとすると難しいですが、漫画だとスラスラ読んでしまえます。「神話」がメインであるため、物語やキャラクターがとても奥深くて面白いのです。 - ファミコンとかゲームが好きな世代や漫画が好きだった方なら何度も聞いたことのあるキャラクター名や武器の名前など(ヤマトタケル、くさなぎのつるぎ、ヤマタノオロチ、イザナギ、イザナミなど)、その原点が知れるというのは興味ないですか?? 意外と知らなかったり勘違いしていたりする内容もあるので、一度読んでみるのをおすすめします。
※イザナミの闇落ちエンドとか、スサノオのダメダメっぷりとか面白いです(笑) - 私的な「古事記」と、公的な「日本書紀」なんて情報はご存知でしたか?
古事記というのは”国内に向けた天皇の権威づけを目的としている”ため、天皇と神々の血縁を明らかにすることに重きを置いている物語だそうです。そして「日本書紀」は、様々な学者などが関わり”国外に向けて日本という国の正当性を主張するもの”であるため、書いてある内容も”政権に都合の悪いものは省かれていたり”するようで、それはそれで面白そうではありますが、学者さんたちが書いたとあれば、それだけでちょっと小難しそうな印象を受けますね。 - 「日本という国の成り立ち」について書かれている物語であり、「日本は世界で一番永く続いている国」としてギネス認定もされています。『建国2682年』だそうです。
ちなみに、2位はデンマークの約1000年、イギリスは950年程度、アメリカは240年程度とのこと。
なので、「建国神話」が根拠となって国が形作られていますので、日本人ならばやはり「古事記」や「日本書紀」について知っていて損は無いのかなと私は思います。 - この本は、ぜひ子どもたちに読ませて欲しい一冊でもあります。授業でもここまで細かく習わないため、将来的にグローバルな活動を行っていくであろう子どもたちにはおすすめしたいですね。
以上から、この本は「子どもさんへのプレゼント」としても大変良いものと考えます!
実際に私は自分の娘たちにプレゼントしまして、私の祖父母よりも”詳しく日本の起源”について話ができるようになっております。
作品の内容について

マンガで紐解く「この国」の原点!★★ 話しの流れがわかりにくい『古事記』をほぼ全編マンガで解説!国の誕生から雄略天皇の即位まで、古事記の流れと要点がよくわかります。章ごとに関連マップや「古事記の謎」をひも解く解説ページもあり、流れを理解しつつ、それぞれの物語のつながりまで深堀できる内容です。大人も大満足な教養マンガです。【目次】第1章 イザナキとイザナミの悲恋第2章 英雄スサノオの誕生第3章 オオクニヌシの国づくり第4章 ニニギ降臨と神武天皇の即位第5章 ヤマトタケルの活躍第6章 神功皇后の奮闘と天皇の血脈
まとめ
評価は『星5つ』の満点。
自分の勉強のために買っても良し、子どもへのプレゼントに買っても良し、古事記の中身を知らない人なら、是非一度読んでみて欲しい本です!
漫画だから読みやすい。
![]() ![]() |
![]() |