子育て中のあなたに捧ぐ!「まんがで学力の経済学」が教える、子どもを伸ばすための科学的根拠
子どもの学力を伸ばしたい! でもどんな教育が効果的なのかわからない…
そんな悩みを抱えている親御さんも多いのではないでしょうか?
「まんがで学力の経済学」は、教育経済学の研究者らが、科学的な方法を用いて、大規模なデータを分析した結果から導きだした「効果的な教育法」を、マンガでわかりやすく解説した本です。
本書を読むことで、子どもの学力を伸ばすための科学的根拠を理解し、効果的な教育方法を実践できるようになるでしょう。
誰もが知っている”あの塾講師H先生”もかなり推薦していたという話もありますから、子どもを持つ親であれば”マストの一冊”です。
作品概要

タイトル | まんがでわかる「学力」の経済学 |
作者 | 中室 牧子 |
漫画 | 松浦 はこ |
出版社 | ディスカヴァー・トゥエンティワン |
出版日 | 2018年12月 |
累計「30万部」突破のヒット作がついにまんが化! その教育に科学的根拠はありますか? 科学的根拠のある「伸びる子ども」の育てかた、教えます。
特定の個人の成功体験ではなく、教育経済学の研究者らが、科学的な方法を用いて、大規模なデータを分析した結果から導き出した「効果的な教育法」です。私は、教育経済学の発見は、子育て中のお父さんやお母さんが知っておく価値のあること― いや、むしろ知っておかないともったいないことだとすら思っています。
「学力」の経済学 著者 中室牧子(ナカムロ マキコ)談
本書は、以下の4つの章で構成されています。
- 第1章「学力とは何か」
- 第2章「学力を伸ばすための環境」
- 第3章「学力を伸ばすための教育」
- 第4章「学力を伸ばすための親の役割」
また、以下の具体的な例やデータが紹介されています。
- 早期教育の効果
- 幼児教育の効果
- 家庭学習の効果
- 塾の効果
- 親の関わり方の効果
以下のような、パパママの”あるある的な”疑問にも、科学的根拠のある回答がなされています。
ほんとうに「いい先生」かどうかは、子どもを伸ばしてくれるかどうかで判断する
1日1時間程度のゲームはOK。2時間を超えるとマイナスの影響も
子どもの「能力」をほめるのではなく「努力」をほめてあげる
これらの例やデータを参考にすることで、子どもの学力を伸ばすための具体的な方法をイメージしやすくなるでしょう。
作品のポイント
本書は”漫画パート”と”文章パート”に分かれており、文章パートでは”より具体的な説明”がされています。

漫画パートが6割、1コマの大きさも小さくなく、文字もそれほど多くなくて読みやすいです。
漫画パートを読むだけでこの作品の重要な箇所はほぼ網羅できます。
ストーリーは、主人公である主婦を中心に、夫と子ども、そして周りのママ友たち、経済学者が1つ1つ悩みを解決していく非常にわかりやすい展開です。
気軽にサッと読むことに特化している非常にわかりやすい本です。
読んでみて正直レビュー
おすすめ度:★★★★☆
ストーリーもシンプルで、より具体的な事例のおかげで内容が把握しやすいため、「学力の経済学」というものをしっかりと理解しやすいです。
具体的には、以下の4つのポイントが重要となります。
- 子どもの学力を伸ばすための科学的根拠を理解できる
- 効果的な教育方法を実践できるようになる
- 子どもの将来をより良いものにできる
子どもの学力を伸ばすための効果的な教育方法を知りたい方は読んで損はありません。
最後に
「まんがで学力の経済学」は、子育て中の親にとって、子どもの学力を伸ばすための貴重な情報を得られる本です。
本書を読むことで、子どもの学力を伸ばすための科学的根拠を理解し、効果的な教育方法を実践できるようになるでしょう。
子どもの将来をより良いものにするために、ぜひ本書を読んでみてください!
その他、当サイトでは人生に役立つ【まんがでわかる】シリーズの本を多数紹介していますので、他の記事も読んでみることをおすすめします。
必ず良い本に巡り合えます!